何となく家に帰りたくない夜はお寺でコーヒーを味わう。

日頃の生活で溜まった愚痴はお寺の灯籠に貼って供養してもらう。

"今日は何をやっているのかな?" と思わずお寺を覗き込んでしまう。

こんなふうに生活の一部としてお寺と関わることができたら、僕達の暮らしは少し豊かになるのかもしれない。

あの寺プロジェクトは個人とお寺が生活の延長線上で繋がっていくための小さな社会活動です。

あの寺の企画

 

慌ただしく変化する日々、コーヒーを片手にお寺の本堂で心落ち着く"ひとり時間" をご堪能下さい。


皆さんに2冊の絵本をご紹介頂き、その数が100冊に達したときに絵本展を開くイベントです。


皆さんの愚痴を灯籠で照らし、お盆の送り火と共に供養することでお互いの次の一歩を励まし合うイベントです。

立ち上げた人

 
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菅原 耀

浄土真宗 厳念寺 副住職

お正月や観光のときにお寺へお参りすることはあるけど、「近所のお寺へは何だか敷居が高くて門をくぐったことがない」という方は意外といらっしゃいます。ですが、お寺という場所は老若男女問わず、誰もが苦楽を分かち合い、心と身体を養い、豊かになるための場所…いわば、「保養所」であり「道場」なのです。

庶民の娯楽ともいえる「落語」の起源は、仏教のお説教であると言われています。多くの人々に分かりやすく、楽しみながら仏教の智慧を伝えたいという、当時の僧侶たちの試行錯誤の中で生まれた文化であると言えそうです。

仏教には「対機説法…相手の素性、状況に合わせて教えを説くこと」、「方便…気づき、癒しへ導くための巧みな手段(実践)」といった言葉があるように、その時代、その場所に相応しい伝道の在り方を問い続けることもお寺の大切な役割だと思います。この活動を通し多くの方々とこの大きな問いを共有し、深めいけることを願っております。

 

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小林 正昭

任意団体ORIZURU 代表

日本には約7,7000のお寺があると言われ、コンビニの数をはるかに凌ぎます。みなさんが仕事や学校、買い物に行く道中にもお寺があるのではないでしょうか。一方で法事やお墓参りなどを除いて日頃からお寺と関わりを持っている人は多くないように思います。

話しは変わりますが、この国は課題先進国と呼ばれています。国際的にも先例のない様々な課題を抱え、如何にして解決していくかという問題に直面しています。個人レベルでも老若男女を問わず世の中に生きづらさを感じている人が多いように思います。

宗教離れが進む日本ではありますが、お寺には生きづらい世の中を生き抜く智慧が沢山あるように思います。それを信仰とは異なるカタチで享受することができたら、私たちの暮らしは少し豊かになるのではないでしょうか。

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